国・世代別:トイレでのスマホ利用率【欧米諸国編】
欧米の調査対象国の中だと、トイレでのスマホ利用率が最も高いのはスペインで、回答者の80%近くが「トイレでスマホをいじる」と答えています。また、42%が「頻繁に使用する」ことを認めている一方で、12%が「たまにしか使用しない」と答えています。
ドイツは調査対象国の中で最も低い割合を記録し、「トイレでスマホをいじる」と答えた人は全体の54%にとどまりました。また、約37%の人が「全く使用しない」と回答し、約9%の人が「スマートフォンを持っていない」と回答しました。
調査したすべての国で、トイレでのスマホ利用はミレニアル世代(26~41歳)が最も多く、2位はZ世代(18~25歳)という結果でした。
国・世代別:トイレでのスマホ利用率【アジア諸国編】
アジア諸国では、日本以外に、香港、台湾、シンガポールの18歳以上の居住者が、本調査の対象となりました。トイレでのスマホ利用率が1番高かったのは、香港で「トイレでスマホをいじる」と答えた人は全体の87.6%でした。
一方、アジアの対象国の中で1番割合が低かったのは日本で、全体の68%にとどまりました。その中でも、日本は若年層ほどトイレでスマホを使う傾向が強く、トイレでのスマホ利用率が最も高い層はミレニアル世代でした。
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トイレの最中、最もよくする行動は?
「トイレでSNSをチェックする」と答えた人は全回答者の53.4%で、圧倒的に多いことがわかりました。特に、スペイン(回答者全体の64.8%)とイギリス(回答者全体の61.6%)で多いようです。
調査対象国の中で、「トイレでSNSをチェックする」と答えた人の割合が一番少なかったのはリトアニアで、37.3%にとどまりました。リトアニア人はニュースを読んだり聞いたりして過ごすことを好む傾向にあります(回答者全体の44.7%)。
調査対象国の中で、最もトイレでゲームをするのが好きな国はカナダです。回答者の40%近くがトイレでゲームをして時間を過ごしています。
「トイレで動画や映画、TV番組を観る」と答えた割合が一番高かったのが台湾で(回答者全体の54.3%)、リトアニア人が一番トイレでの動画視聴に興味がないことが明らかになりました(回答者全体の14.6%)。
アメリカ人は最も友達思いであることがわかりました。調査対象国の中でも、アメリカ人はトイレの最中に連絡を取る傾向にあり、39.3%の人が「トイレで電話やメッセージをする」と答えています。
ポーランド人はアメリカ人同様に社交的で、回答者の34%が「トイレで電話やメッセージをする」と答えています。また、「トイレで動画や映画、テレビ番組を視聴する」と答えた人は31.1%で、「トイレでニュースを閲覧する」と答えた人は37.3%、「トイレでSNSをチェックする」と答えた人は49.4%でした。
日本人がトイレの最中に最もよくする行動は、「SNSのチェック」でしたが(回答者の41%)、他の調査対象国と比べると割合が低い傾向にあります。
生産性を維持するために、トイレタイムを利用する人たちもいます。ドイツ人(回答者の14.8%)とオーストラリア人(回答者の14.6%)は、トイレタイムを一日の計画を立てるための時間と決めています。
フランス人は、トイレでのスマホタイムを、SNSのチェック(回答者全体の55.7%)、ゲームプレイ(回答者全体の33.3%)、ニュースの視聴と聴取(回答者全体の32.5%)といった、さまざまな活動に使っています。
トイレにスマホを落としたことがある人が最も多い国は?
トイレにスマホを落とした経験がある人が一番多い国はアメリカで、回答者の20.4%が「スマホをトイレに落としたことがある」と認めています。2位はオランダで、16.9%の回答者が誤ってスマートフォンをトイレの便器に落とした経験があるようです。
イタリア人は、携帯電話をトイレに落した経験がある人が最も少なく、わずか8.1%にとどまりました。日本人も9%と、他の国と比較すると少ないことがわかりました。
スマホのセキュリティを高めるためのヒント
トイレでスマホをいじっていると、あっという間に時間が過ぎるので、トイレスマホをやめられない方も多いのではないでしょうか。しかし、安全には十分気をつけたいところです。ここからは、トイレの中でも外でも、スマホのセキュリティを高めるためのヒントを紹介します。
- アプリやスマホのオペレーティングシステム(OS)を常に最新の状態に保つ。 ソフトウェアのアップデートをスキップするのはおすすめしません。
- 事前によく調べる。 未知のアプリは絶対にダウンロードしないでください。
- 非公式のアプリストアの利用を避ける。 非公式のアプリストアには、マルウェアに感染したアプリが紛れている可能性があります。
- 怪しいフリーWi-Fiを利用しない。 悪意のあるハッカーは、フリーWi-Fiの脆弱性を狙ってデバイスへ侵入するため、 フリーWi-Fiの危険性 を軽視してはいけません。カフェやホテルなどで公衆Wi-Fiを利用する際は、必ずVPNを有効にしてください。
- 用心する。 「怪しいリンクをクリックしない」「知らない人に自分の電話番号を教えない」「知らない番号からの電話に注意する」ことを心がけましょう。これらを実践することで、 フィッシング攻撃 や ビッシング攻撃 などのサイバー攻撃から身を守ることができます。
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