今やインターネットは必要不可欠なものとなっていますが、その気軽さや便利さの反面、さまざまなリスクと隣り合わせです。そのため、プライバシーを強化することはとても重要です。
隠し事がなくても、監視されたり、追跡されたりするのは嫌なもの。だからこそ、プライバシーの保護を強化することは重要です。ここでは、VPNが必要な場面を見ていきましょう。
公衆Wi-Fi利用中
VPNを使用するとインターネットトラフィックが暗号化され、第三者が公共の無料Wi-Fi経由でデータを傍受することができなくなるため、頻繁に公衆Wi-Fiを利用する場合はとても便利です。また、公衆Wi-Fiだけでなく、自宅のWi-Fiルーターをお使いの際も、あなたのIPアドレス、閲覧履歴、個人情報を隠すのに役立ちます。
旅行中
VPNの用途でも特に人気なのが、海外のコンテンツへのアクセス、または海外から日本のコンテンツへアクセスすることです。旅行中もNordVPNをデバイスで使用することで、SNSの友達の投稿を見逃すことはありません。
ブラウジング中
政府機関、マーケティング担当者、ISP(インターネットサービスプロバイダー)は、あなたの閲覧履歴、メッセージ、その他の個人データを追跡して収集したいと考えているかもしれません。VPN接続でトラフィックを暗号化することで、IPを非表示にしてオンラインでの追跡を防ぎ、プライバシーの強化を可能にします。これにより、自宅、職場、外出先で無制限の保護を提供します。また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、テレワークや在宅勤務を導入する企業が増えている中、セキュリティを強化するという目的でもVPNは重宝します。
ゲームプレイ中
オンラインゲームが好きな人は、残念ながらDDoS攻撃や帯域幅制限に対処しなければいけません。幸いなことに、NordVPNを使えば、これらの問題をすべて解決できます。また、メッシュネットワーク機能を使えば、友達のために安全な仮想LANパーティーを開催することも可能です。
インターネットショッピング中
VPNを使用すれば、ターゲット価格、偽のウェブサイト、おとり商法を回避することができます。公共ネットワーク上でも、クレジットカード詳細が盗み見されることなく、安全に買い物をすることができます。
ストリーミング中
お気に入りのテレビ番組を速度低下なしで楽しむことができます。NordVPNで、ISPによる帯域幅の調整を防ぐことで、ムービーナイトが充実するでしょう。
VPN は、お客様のトラフィックを遠隔地のサーバーに迂回させ、その過程でトラフィックを暗号化します。通常、ウェブサイトにアクセスしようとすると、インターネットサービスプロバイダー(ISP)がリクエストを受信し、目的地にリダイレクトされます。しかし、VPNに接続すると、インターネットトラフィックをリモートサーバー経由でリダイレクトしてから、目的地に送信します。
まず、VPNはあなたのデータを盗聴者から隠します。暗号化は、インターネットトラフィックを保護し、デジタルフットプリントを非表示にしたい際に重要です。暗号化することで、インターネットサービスプロバイダーは、あなたの閲覧履歴全体を把握することができなくなります。
あなたのIP(または仮想ロケーション)も隠され、接続しているVPNサーバーに属する新しいIPを取得します。これにより、セキュリティが強化され、オンラインでのプライバシーが大幅に向上します。あなたがどこの都市や国からサイトを閲覧しているのかは、誰にもわかりません。
これらは一般的なVPNの機能ですが、NordVPNはより高い目標を掲げています。当社は、データだけでなくデバイスも保護したいと考えています。そのため、ダウンロードファイルに含まれるマルウェア、トラッカー、迷惑な広告、危険なウェブサイトなど、一般的なネット上の脅威からデバイスを守るために、脅威対策機能を開発したのです。VPN サーバーに接続する必要はなく、この機能を有効にするだけで、24 時間 365 日デバイスを保護できます。
VPNにはさまざまなタイプがありますが、ここでは一般消費者向けのパーソナルVPNに焦点を当てます。NordVPNが提供するサービスもこれに該当します。契約済みのクライアントベースのVPNソフトウェアをデバイスにダウンロードしてログインするだけでVPNを利用できるので、使い方はとても簡単です。
ここからは、VPNでセキュアな接続を確立する鍵となる3つの技術「トンネリング」「カプセル化」「暗号化」について詳しく説明します。
トンネリング:VPN接続で重要な役割を果たすトンネリングとは、インターネット回線上に仮想的な通信経路を構築し、拠点間の通信を確立する技術です。トンネル内でデータを送受信することで、第三者がネットワークから情報を盗み出すことを防ぎます。トンネルの経路は、インターネット回線を利用する他の通信経路に比べて安全性が高いのが特徴です。
カプセル化:カプセル化とは、トンネルの経路で通信するデータ(パケット)をプロトコルで包んで送受信する技術を指します。単にデータをカプセルで包むだけでは、安全面の観点から見ると懸念が残ります。そこで、カプセル化に暗号化技術を組み合わせることで、より強固なセキュリティを実現します。
暗号化:前提として、「カプセル化」と「暗号化」は異なる技術で、カプセル化をしても暗号化をしないVPNプロトコルもあります。VPN接続での暗号化とは、トンネルの経路でやり取りするデータを第三者が解読できない文字列に変換することです。通信を暗号化することで、VPN接続のセキュリティレベルをさらに高めることができます。
「専用線」とは、拠点間で専用の通信回線を用意して、外部からの接続をシャットアウトする通信方法です。VPNは「仮想専用線」とも呼ばれ、物理的な専用通信ケーブルやファイバーを使わずに、セキュリティを確保することができます。
VPNの種類はさまざまで、用途も数多くありますが、リモートアクセスで使われるVPNは、大きく「パーソナルVPN」「ビジネス用VPN」「自作VPN」の3つに分けられます。
暗号化されていないVPNとはどのようなものでしょうか?これは、接続速度を確実に低下させる方法と言えるでしょう。VPNを使用するにあたり、一番の関心事はプライバシーと速度です。そのためNordVPNではいくつかの異なるVPNプロトコルを提供しています。VPNプロトコルとは、VPN接続の通信速度やセキュリティ性能、安定性などを明確に定義するVPNの基礎となるものです。NordVPNのユーザーは、ご希望の用途に合わせて最適なVPNプロトコルを選択できます。
NordVPNアカウントを設定するには、いくつかの異なる方法があります。どこにいても暗号化された接続が可能です。VPNで接続を保護しましょう。