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VPN を無効(オフ)にする方法は?

VPN(仮想プライベートネットワーク)は、ネット上のさまざまな脅威から個人情報や自分自身を守るのに効果的な手段ですが、Wi-Fiネットワークへの接続、特定のウェブサイトへのアクセス、VPNが制限されている国にいる場合など、VPNを無効にする必要がある場合があるでしょう。この記事では、さまざまなデバイスでVPNをオフにする方法を紹介します。

VPN を無効(オフ)にする方法は?

VPN接続はオフにするべきか?

VPNとは、仮想プライベートネットワークの略称です。iPhoneをはじめとする各デバイスでオンライン上での安全性を保つためにVPNを常時接続することが推奨されていますが、以下のようないくつかのケースでは、VPNをオフ(解除)にする場合もあります。

  • 初めてインターネット接続を設定する場合
  • ネットワーク上のトラブルを解決する場合
  • VPN接続をブロックする特定のウェブサイトやサービスへアクセスする場合
  • 中国やロシア、ベラルーシ、イラク、北朝鮮など、VPNが禁止されている国へ渡航する場合

ただし、注意点としては一度デバイス上VPN接続をオフに設定してしまうと、仮にVPNが必要な場面でもVPN接続がオフであることを忘れて機密性の高いIDやパスワードなどを入力してしまう可能性があり、そうなるとサイバー攻撃を受けてしまい、個人情報が流出するなどを被害に遭う可能性が高くなってしまいます。

したがって、たまにVPN接続をオフにするべき場合もありますが、基本的には常時VPNに接続することを忘れてはいけません。そして、VPNアプリを使用することで、簡単にオン・オフする切り替えることができます。

iPhone(iOS)でVPNをオフ(無効)にする方法

iPhoneとiPad などiOSデバイスでは、VPNアプリまたはiOSの設定からVPN接続を直接オフ(無効)にすることができます。以下では、iPhoneでVPNを使用する際にオフにする方法を紹介します。

  1. Phoneの「設定」から「一般」を選択します。iPhone(iOS)でVPNをオフ(無効)にする方法:ステップ1
  2. 「VPNとデバイス管理」を選択します。iPhone(iOS)でVPNをオフ(無効)にする方法:ステップ2
  3. 接続をオフ(またはオン)にしたい接続済のVPNを選択します。iPhone(iOS)でVPNをオフ(無効)にする方法:ステップ3
  4. VPN接続の状況をクリックし、オフ(またはオン)にします。
  5. VPNのステータスが「未接続」と表記されれば、VPN解除されています。iPhone(iOS)でVPNをオフ(無効)にする方法:ステップ4

macOSでVPNをオフ(無効)にする方法

macOSでは、VPNアプリまたはmacOSのネットワーク設定からVPN接続を直接オフ(無効)にすることができます。ここではmacOS上でVPNをオフにする方法を紹介します。

  1. 「システム環境設定」から「ネットワーク」に進みます。
  2. 左側のパネルから「VPN接続」を選択します。
  3. 切断」をクリックします。
  4. これでmacOSでVPNをオフすることができました。

AndroidでVPNをオフ(無効)にする方法

AndroidデバイスでVPNをオン・オフするには、VPNアプリから直接操作をする、もしくはAndroidデバイスのVPN設定でオフにすることができます。AndroidデバイスでVPNをオフにする方法は以下の通りです。

  1. 「設定」から「接続」または「ネットワーク」を選択します。
  2. 「VPN」を選択します。
  3. VPNの接続状態ををオフに切り替えると色が灰色になるので、これで完了となります。

Windows 11, 10 (およびその他のバージョン) で VPN をオフ(無効)にする方法

WindowsのパソコンなどでVPNをオフするには、非常に簡単でほんの数秒もかかりません。VPNをオフにする方法はそれぞれのバージョンによって異なる場合がありますが、基本的にはどれも同じです。ここではWindows 11とWindows 10、その他のバージョンでVPNをオフにする方法を紹介します。

  1. Windowsアイコンをクリックし、「設定」選択します。
  2. 次に「ネットワークとインターネット」を選択します。
  3. 「VPN」を選択します。
  4. 無効にしたいVPN接続を選択し、「切断」をクリックすると完了です。

ブラウザ上でVPNをオフ(無効)にする方法

インターネットのブラウザでVPNアプリをオフ(無効)にすると、拡張機能の管理をはじめ、設定の変更などに影響が出てくることが予想されます。こちらでは一般的に使用者が多いGoogle Chromeや、各インターネットブラウザでVPNをオフにする方法をまとめましたので紹介します。

Google ChromeでVPNを無効にする

  1. ブラウザの右上隅にある3つの点をクリックし、「設定」を選択します。
  2. 左側のメニューの中から「拡張機能」を選択します。
  3. VPNの切り替えスイッチをクリックすることでVPNをオフにできます。

上記の方法に加え、以下の方法でもブラウザでVPNをオフにすることが可能です。

  1. アドレスバーの右側にある拡張機能のアイコン(パズルのピースのような形)をクリックします。
  2. メニューの中から「拡張機能の管理」を選択します。
  3. VPNの拡張機能タブの切り替えスイッチをクリックするとVPNがオフになります。

FirefoxでVPNを無効にする

  1. ブラウザの右上隅にあるハンバーガーメニューをクリックし、「アドオンとテーマ」を選択します。
  2. VPN拡張機能の切り替えスイッチをクリックするとVPNがオフになります。

Microsoft EdgeでVPNを無効にする

  1. 右上隅にある3つの点をクリックし、「拡張機能」を選択します。
  2. 「インストール済み拡張機能」の下部にあるVPNスイッチを切り替えることでVPNがオフになります。

Linux上でVPNをオフ(無効)にする方法

Linuxには多くのディストリビューションがあり、中でもUbuntuが最も人気があります。Network Managerを使用することでOpenVPNなどのVPNプロトコルに接続が可能です。ここではLinux上でUbuntuベースでVPNをオフにする方法を紹介します。

  1. 画面の右上にあるネットワークアイコンを選択します。
  2. メニューの中から「VPN接続」をクリックします。
  3. 「VPN接続」の下にある現在接続中のVPN接続を選択してオフにします。

ルーター上でVPNをオフ(無効)にする方法

ルーターにVPNを設定している場合は、ルーターの管理者設定からオフにすることができます。ただ、正確な手順はルーターのモデルによって異なるので注意しましょう。以下では、ルーター上でVPNをオフにする方法を紹介します。

  1. ルーターの管理ページにアクセスします。
  2. 「192.168.0.1」などのルーター本体に貼られているIPアドレスが記載されたステッカーを見つけてブラウザに入力し、ログインします。もし、ログイン認証情報がルーターにない場合は、ユーザー名を「admin」、もしくは「administrator」、パスワードを 「password」と初期設定されている場合が多いので試してみましょう。
  3. ログインできたら管理パネル内で「VPN設定」を見つけ、選択します。
  4. オフにしたいVPNの切り替えスイッチをクリックするとVPNがオフになり、ルーターを再起動するとVPNがオフの状態になります。

VPNをオフにできない場合の対処方法

これまで紹介した方法でVPNをオフにしても、ごくまれにVPNがオフにならない場合があります。ここではVPNをオフにできない場合の対処方法やVPNの切り方を解説します。

  • VPNアプリやサーバーの不具合が原因の場合:VPNをオフにできないのはさまざまな理由がありますが、よくあるのがVPNアプリの不具合が起きてオフにできなかったり、サーバーダウンなどVPN専用サーバー自体に問題がある場合です。この場合は、ユーザー側では解決することができないので復旧するまで待つしかありません。
  • VPNの設定やネットワークの設定が原因の場合:また、デバイス上でVPNの設定がうまくできていない場合やデバイスのネットワーク設定に問題があることが原因の場合もあります。これはユーザー側の設定の問題であるため、手順に沿ってしっかりと再度設定し直すことで解決することができるかもしれません。
  • VPNの自動接続機能が原因の場合:スマホ上でVPNアプリから接続しているものの、オフにできない場合の多くの原因はアプリやスマホのVPN自動接続が「オン」のままになっている場合です。もし、VPNをオフにしたくてもオフにできない場合は、公式の手順を参考にもう一度VPNの設定を確認、またはアプリを再インストールしてみましょう。

VPNをオフにするとインターネット接続が完全に切れてしまう理由

ここでは、VPNをオフにするとインターネット接続が完全に途切れてしまう理由について解説します。

一般的にVPNをオフにした瞬間、接続していたVPNプロバイダーが提供する各機能は使用できなくなり、保護なしでインターネットに繋がっている状態になってしまいます。サイバー犯罪者たちは、個人データやオンライン上の行動履歴など、ユーザーに関するさまざまな情報を狙っています。VPNという頑丈な防御を脱いだ瞬間を見逃しません。

しかし、近年多くのVPNプロバイダーは、Kill Switch (キルスイッチ)と呼ばれるVPN接続が途切れたと同時にインターネット接続を切断することでデバイスと個人情報を保護する優れた機能を搭載しているので安心です。この機能があることで、たとえVPNをオフになった瞬間でも、インターネット接続を切断することでサイバー犯罪者からの攻撃を防ぐことができます。

VPNを無効(オフ)にするための代替手段

VPNはセキュリティを考えると常時接続しておくほうが安全ですが、接続を無効にするほうがいい場面もあります。ここではVPNを無効にするための代替手段について紹介します。

  1. VPNを一時的に停止する:インターネット接続を設定する際や問題を解決する時をはじめ、VPNの使用自体が法律で禁止されている国へ滞在する場合はVPNサービスをオフにしてください。インターネットの接続速度を必要とする場合VPNプロバイダーによってはVPNに接続することで速度が低下してしまう可能性があり、大容量のファイルの送信や負荷のかかるオンラインゲームをする際は接続をオフにしたほうがいい場合があります。
  2. VPNアプリをアンインストールする:VPNアプリをデバイスから削除することでVPNに接続しなくなります。
  3. デバイスのVPN自動設定をオフにする:デバイス内のVPNに自動で接続する設定をオフにすることでVPNに常時繋がらなくなります。
  4. スプリットトンネリングを利用する:VPNスプリットトンネリング機能は、VPN保護が必要なアプリとインターネットに直接アクセスできるアプリを選択できる高度な機能で、VPNを無効にしたい場合は、スプリットトンネリングにより、ローカルサービスへのアクセスをより高速で楽しむことができます。

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