Spotifyの解約とアカウント削除の違いとは?
Spotifyを使うのをやめたいと思ったとき、多くの人が「解約」と「アカウント削除(退会)」のどちらをすればいいのか迷います。この2つは目的も結果もまったく異なります。
- 解約(有料プランの解約):Spotify Premiumなどの有料プランをキャンセルし、無料プランにダウングレードすることです。アカウント自体は引き続き有効で、保存したプレイリストやライブラリのデータもそのまま残ります。
- アカウント削除(退会):Spotifyのアカウントを完全に閉鎖し、保存していたすべてのデータを削除することです。一度削除すると、原則として元に戻すことはできません。
Spotifyには、Basic、Individual(個人)、Duo、Family、Studentなど複数の有料プランがありますが、どのプランを契約していても解約の手順自体は同じです。
単に支払いを止めたいだけであれば、アカウントを削除する必要はなく、有料プランの解約だけで十分です。アカウントとデータを残したまま、無料プランで引き続きSpotifyを利用できます。
Spotifyのサブスクリプションを解約する手順
Spotifyの解約方法は、どこで契約したかによって手順が異なります。ブラウザ(Spotifyのウェブサイト)で直接契約した場合、iPhoneのApp Store経由、AndroidのGoogle Play経由の3つを順に確認していきましょう。なお、どの有料プランを契約していても、解約の手順自体は変わりません。
ブラウザでパソコンやスマホからSpotifyの解約をする方法
Spotifyのウェブサイトから直接契約した場合のSpotify解約方法を説明します。この方法はSpotifyプレミアム解約をはじめ、Duo、Family、Studentなどすべての有料プランに対応しています。
- 1.パソコンまたはスマートフォンのウェブブラウザでSpotifyのアカウントページ opens in a new tabを開きます。
- 2.定期購入の中の「定期購入の管理」をクリックします。
- 3.下にスクロールし、「定期購入の解約」をクリックします。
- 4.「解約手続きを続行」をクリックします。
- 5.任意の契約プランを「キャンセルしますか?」という確認画面が表示されたら、「はい、キャンセルします」をクリックします。
これで解約手続きは完了です。サブスクリプション期間が終了するまでは引き続き有料プランの機能を利用できます。
iPhoneのApp Store経由で契約した場合のSpotify解約方法
App Store経由でSpotifyの有料プランに契約した場合、Spotifyのウェブサイトからは解約できません。iOSのサブスクリプション設定から解約する必要があります。
- 1.iPhoneの「設定」を開きます。
- 2.自分の名前(Apple ID)をタップします。
- 3.「サブスクリプション」をタップします。
- 4.「Spotify」を選択します。
- 5.「サブスクリプションをキャンセル」をタップします。
AndroidのGoogle Play経由で契約した場合のSpotify解約方法
Google Play経由でSpotifyの有料プランに契約した場合も、Spotifyのウェブサイトからは解約できません。Google Playストアから解約する必要があります。
- 1.Google Playストアアプリを開きます。
- 2.右上のアカウントアイコンをタップします。
- 3.「お支払いと定期購入」を選択します。
- 4.「定期購入」をタップします。
- 5.「Spotify」を選択します。
- 6.「定期購入を解約」をタップします。
Spotifyを解約して無料プランに切り替えた後に起こること
Spotifyの有料プランを解約しても、すぐにすべての機能が使えなくなるわけではありません。
- 現在の請求期間が終わるまで有料プランの機能が使える:解約してもすぐに無料プランに切り替わるわけではなく、契約中の請求期間が終了するまで有料プランの機能を利用できます。なお、未使用分の日数に対する返金(プロラータ返金)は行われません。
- 請求期間終了後、自動的に無料プランに切り替わる:請求期間が終わると、アカウントは自動的に無料プランにダウングレードされます。
- 保存したプレイリストやライブラリのデータは無料プランでも残る:作成したプレイリストやお気に入りの曲、フォロー中のアーティストなどのデータは削除されず、無料プランでもそのまま利用できます。
- オフライン再生用にダウンロードした曲は聴けなくなる:有料プランの特典であるオフラインダウンロード機能が使えなくなるため、ダウンロードしていた楽曲には再生時にインターネット接続が必要になります。
- 広告なし再生やスキップ無制限機能は使えなくなる:無料プランでは広告が再生されるようになり、曲のスキップ回数にも制限がかかります。
Spotifyアカウントを完全に削除する方法
ここからは、Spotifyアカウントの削除(退会)方法を解説します。アカウント削除を行うと、Spotify内のすべてのデータが完全に削除されます。実行する前に、必要なデータのバックアップなどがないか確認しておきましょう。
- 1.パソコンまたはスマートフォンのウェブブラウザでSpotifyのアカウントページ opens in a new tabを開きます。
- 2.「アカウントの閉鎖とデータの削除」をクリックします。
- 3.「アカウントを閉鎖してデータを永久に削除する」をクリックします。
- 4.「アカウントとデータの削除」をクリックします。
- 5.削除したいアカウントID、登録しているメールアドレス、重要な情報を確認した上で同意する場合はチェックを入れ、「アカウントの削除を実行」をクリックします。
- 6.アカウントの削除する理由を選択し、「アカウント削除」を選択します。
- 7.登録したメールアドレスにアカウント閉鎖手続きのメールが送られるので確認します。リンクは24時間有効で、この手順が実行されるまでアカウントは有効です。
以上で、Spotifyアカウントの削除は完了です。
もし削除中に問題が発生した場合は、Spotifyのサポートページ opens in a new tabからカスタマーサポートに連絡してください。
Spotifyアカウントを削除する前に知っておくべき重要なこと
Spotifyアカウントを完全に削除する前に、以下の点を必ず確認しておきましょう。一度削除すると元に戻すのが難しくなるため、後悔しないよう事前に把握しておくことが大切です。
有料プランを解約してからでないとアカウントを削除できない
Spotifyの有料プラン(Premiumなどの各プラン)を契約している場合、有料プランを解約しない限り退会やアカウント削除はできません。アカウントを削除するためには、まず有料プランを解約し、無料プランに変更する必要があります。
アプリを削除してもSpotifyのサブスクリプションやアカウントは削除されない
スマートフォンや各デバイスにインストールされているSpotifyアプリを削除しても、Spotifyアカウント自体は削除されません。アカウントを削除するには、Spotifyの公式サイトからの手続きが必要です。
アカウントを削除するとSpotify内のデータも全て永久的に削除される
一度Spotifyアカウントを削除すると、Spotify内のあらゆるデータが削除されます。保存した曲やポッドキャストをはじめ、作成したプレイリスト、フォロー・フォロワー、いいね!などがすべて完全に削除されます。さらに、購入したオーディオブックやライブイベントのチケットも失われるため、注意が必要です。
アカウントを再開するには7日間の猶予期間がある
Spotifyアカウントを削除したとしても、7日間以内であればアカウントを復活させることが可能です。削除するとすぐにアカウント復活用のリンクがメールで送られてくるので、復活させたい場合はそのリンクをクリックして再有効化しましょう。ただし、削除後7日を過ぎるとアカウントは完全に削除されます。
削除後は同じユーザー名やメールアドレスを再登録に使うことができない
Spotifyアカウントを完全に削除すると、同じユーザー名は二度と使用できなくなります。さらに、削除に使われていたメールアドレスも、新しいアカウントの登録には使用できません(spotify アカウント削除 再登録をする場合は、別のメールアドレスが必要です)。再びSpotifyを利用したい場合は、新しいユーザー名と別のメールアドレスで登録しましょう。
Spotifyのサブスクリプションを解約できない場合の対処法
Spotifyの解約がうまくいかない場合、以下のいずれかが原因である可能性があります。
- Spotifyアプリから解約しようとしている:解約はSpotifyのウェブサイト、またはApp Store・Google Playなど契約したプラットフォームから行う必要があります。アプリ内に解約ボタンがないことがあるので、ブラウザでアカウントページにアクセスしましょう。
- 有料プランを契約しているアカウントとは別のアカウントにログインしている:解約したいプランが契約されているアカウントにログインしているか確認しましょう。複数のメールアドレスでアカウントを持っている場合、間違ったアカウントにログインしていると解約手続きが進みません。
- App StoreやGoogle Play経由で契約したのにSpotifyのウェブサイトから解約しようとしている:App StoreやGoogle Playを通じて契約した場合は、Spotifyのウェブサイトからは解約できません。それぞれのストアのサブスクリプション管理画面から解約する必要があります。
Spotifyを解約してほかのサービスに乗り換える理由
Spotifyの有料プランを解約し、アカウントを削除するのには、いくつかの理由があるはずです。オンライン上でのネットストーカーやサイバー犯罪を避けるため、Spotifyのプラットフォームや各機能があまり気に入らなかったため、支出する定額課金サービスの数を減らしたいなど、さまざまなケースが考えられます。
Spotifyはアーティストが定期的にプラットフォームから楽曲を削除しているため、音楽リストが空白になる場合があり、特定の曲を聴くために他のプラットフォームへ乗り換えるユーザーもいます。音質に関しては320kビット/秒までしか提供しておらず、ミュージックビデオも提供していません。
さらにSpotifyは、アーティストに支払う1試聴あたりのロイヤリティが低いなど、アーティストへの扱い方を理由に離れていくユーザーもいます。
これらはSpotifyの有料プランを解約したり、アカウントを完全に削除したくなる理由の一例に過ぎません。現在、Spotifyのような音楽配信サービスは市場に溢れており、特に1つのプラットフォームに固執する必要はなく、自分のニーズに合ったサービスを見つけることが一番だといえます。
Spotifyアカウントを削除した後に乗り換えられる音楽配信サービス
Spotifyアカウントを削除した後、日々の音楽やポッドキャストを聴くための代替手段が必要になるかもしれません。以下では、Spotifyの代替になりそうな魅力的なプラットフォームをいくつか紹介します。
Apple Music
Apple Musicは、約1億もの楽曲をはじめ、ラジオ局、パーソナライズされたプレイリストを提供しており、おそらくあらゆる代替の中で最もSpotifyに近いでしょう。Spotifyはアルバムを聴くのが好きな人には最適かもしれませんが、Apple Musicは幅広いプレイリストを聴いたり、コンピレーションを作ったりするのに理想的といえます。また、Apple MusicはAppleデバイスとうまく統合されています。料金プランは公式サイトで最新情報を確認してください。
Amazon Music
Amazonの音楽配信サービスは、他のAmazonデバイスと互換性があり、数千万曲以上の楽曲、ラジオ局、プレイリストを提供しています。曲をダウンロードしたり、高解像度オーディオを途切れることなく聴取することも可能です。料金プランは公式サイトで最新情報を確認してください。
Tidal
Tidalは、数千万曲へのアクセスが可能な無料プランを提供しています。広告を避け、オフラインで高音質のオーディオを聴きたい場合は、有料の定額プランがおすすめです。アプリ限定のコンテンツをはじめ、最新のアルバム、EP、シングルをいち早く聞くことができます。
YouTube Music Premium
YouTubeの広告ありの無料版を利用するか、有料のYouTube Music プレミアムプランで、数百万曲のストリーミングを快適に楽しむことができます。プレミアムプランでは、他のアプリのバックグラウンドでYouTubeを使用したり、試聴パターンに基づいてパーソナライズされたプレイリストを作成することが可能です。
SoundCloud
これまで聴いたことのない音楽を聴きたい場合は、SoundCloudのプレミアムサブスクリプションを試してみましょう。このプラットフォームは、独立した形で活動するインディペンデントアーティストや、自分の部屋などで制作したものをSNSに投稿するベッドルームプロデューサー、非商業的でアーティストの世界観を表すアンダーグラウンドミュージックに焦点を当てており、それぞれのリミックスやミックス、ライブ音源などを提供しています。
上記で紹介したのは、Spotifyから代替可能な音楽配信サービスのほんの一部に過ぎません。音楽配信サービスにとらわれず、自分の好みに合わせて最適なサービスを見つけることが一番といえます。NordVPNでは、Spotifyアカウントの削除方法のほかにもインスタのアカウント削除方法やFacebookの退会方法についても詳しく解説していますので、各SNSを削除しようか悩んでいる方は参考にしてみましょう。
なお、SNSやサブスクリプションのアカウントが乗っ取られると、アカウント乗っ取りの被害につながる可能性があります。不審なメールやメッセージで「アカウントが削除されます」「今すぐ対応してください」といった内容が届いた場合は、サポート詐欺の可能性もあるため、安易にリンクをクリックしないように注意してください。