Snapchat(スナップチャット)のアカウント削除・退会方法について解説
「Snapchat(スナップチャット)アカウントの消し方を知りたい」「スナップチャットのアカウントを完全に削除したい」「スナチャを削除したらどうなるか教えて欲しい」という方のために、本記事ではiPhoneやAndroidスマホ、パソコンでSnapchat(スナップチャット)のアカウントを削除する手順(スナップチャットの退会方法)をわかりやすく解説します。また、Snapchatアカウントを消す前の注意点や、アカウントを削除できない場合の対処法についても詳しく説明します。
目次
iPhoneでスナップチャットのアカウントを停止(退会)する方法
まず、iPhoneを使ってSnapchatのアプリからアカウントを削除する方法を紹介します。
- iPhone内のスナップチャットのアプリを開きます。
- 左上にある自分のアバターをタップします。
- 右上の歯車アイコン(設定)を選択します。
- 「アカウント設定」までスクロールダウンし、「アカウントを削除」を選択します。
- ユーザー名とパスワード入力し、続行をクリックするとアカウントが削除されます。
Androidとウェブブラウザでスナップチャットのアカウントを停止(退会)する方法
ここからは、Androidとウェブブラウザ上でSnapchatのアカウントを停止(退会)する方法をご紹介します。
- 画面の左上にある「⚙」ボタンをクリックして「アカウント設定」を選択します。
- 「マイデータ」をクリックします。
- 左側にある「アカウントを削除」をクリックします。
- 上記で紹介したiPhone版アプリと同様にユーザー名とパスワード入力し、続行をクリックするとアカウントが削除されます。
アカウント削除の手続き完了後、30日間スナップチャットのアカウントが無効化されます。よって、Snapchat上で削除した自分のアカウントを使った画像・動画の投稿や、フレンドとのチャットなどやりとりができなくなります。
スナップチャットのアカウントを完全に削除する方法
こちらでは、スナップチャットのアカウントを永久に削除する方法を紹介します。
上記で説明したようにSnapchatアカウントの削除手続きをすると無効化されるので、自分のSnapchatアカウントはこれまで接続していた全てのデバイスで完全に見ることができなくなります。ただし、削除手続き後30日以内であればユーザー名とパスワードを使ってアカウントに再ログインすると、アカウントが再度利用することができます。無効化から30日を過ぎてしまうと、Snapchat社によるアカウント削除手続きが始まるのでアカウントは復旧できなくなります。
ただし、注意点としては、この期間を過ぎてもSnapchatアカウントはまだ完全に削除されるというわけではないという点です。Snapchatのプライバシーガイドラインには、法律、セキュリティ、ビジネス上の必要性から、ユーザーの購入情報や利用規約、プライバシーポリシーに同意した日付が含む一部の個人データを保持する場合があると明記されています。Snapchatアカウントが完全に削除されるのはアカウント削除手続きを開始した60日後です。
また、スナップチャット内の会話、連絡先データ、レンズ、写真撮影Snap、検索履歴、スキャン履歴、ボイススキャン履歴、自動入力、ショッピング履歴、行きつけスポット、Mi Aiデータ、キャッシュなどの各種データを消去したい場合は、「設定」>「プライバシーコントロール」>「データを消去」からそれぞれ消去することができます。
スナップチャットのアカウントを完全に削除するとどうなるのか
こちらではスナップチャットアカウントを完全に削除した場合について紹介します。
通常、Snapchatアカウントの削除手続きをした場合、アカウントは無効化され、30日以内であれば、復旧することができます。しかし、Snapchatアカウントの削除手続きから60日を過ぎてしまうと、Snapchatのプロフィールや連絡先をはじめ、撮影した写真や動画、ストーリー、各投稿の位置情報、Snapchat内で繋がっていたユーザーとのやりとりなど、削除手続きを行なったアカウントに関連する全てのデータが完全に削除されます。
これは、Snapchatのユーザーデータベースからアカウントだけでなく、フレンド、画像や動画、チャット、ストーリー、デバイスのデータ、位置情報などが全て削除されるという意味です。このように完全に削除されてしまうと、全てのデータが削除され、二度と復旧手続きを行なうことができなくなるので本当に完全に削除するかどうかは、よく考えてから行なうようにしましょう。
また、Snapchatアカウントを完全に削除する前に、自分のアカウントに関する各データ(ログイン履歴・アカウント情報、ユーザー&公開プロフィール、Snap履歴、保存されたチャット履歴、メモリーズ、購入履歴&ショップ利用履歴、Snapchatサポート履歴、フレンド、位置情報、検索履歴、Bitmojiなど)を保存したい場合は、「マイデータ」からダウンロードすることができます。
スナップチャットのアカウントを再アクティブ化する方法
ここでは、Snapchatアカウントを再アクティブ化する方法をご紹介します。
Snapchatアカウントを一度、削除してしまったとしても、気が変わって復旧させたいというこもあるかもしれません。その場合は、削除後30日以内であれば、復活させることができます。Snapchatアカウントを復活させるためには、アカウント削除後30日以内にユーザーIDとパスワードを使用してログインするだけで再び使用することができるようになります。
また、通常のログインとは異なる点としては、ログインする際にユーザーIDが必須となり、メールアドレスを使用してのログインがなくなく、パスワードの変更もできない点です。アカウントの復旧には24時間程度かかる場合があります。
スナップチャットのアカウントを削除する理由
これまでスナップチャットのアカウントを削除する方法に関して説明してきましたが、削除する理由にはさまざまな理由があります。
たとえば、その一つがSnapchat内の人間関係です。近年、Snapchatを含むSNS内でのユーザー同士の交流が頻繁に行われていますが、同時に詐欺事件やストーカー行為などさまざまな事件が起こっていることも事実です。そのような被害に遭ったり、ユーザー同士のいざこざに巻き込まれて嫌気がさしてしまい、Snapchatを退会したいと思う人も少なくないです。
また、Snapchatのプライバシー面を心配する声もあります。2019年、Snapchatに法執行機関の要請で、端末内の位置情報や保存された写真から個人の連絡先情報などあらゆる個人データにアクセスすることが可能なSnapLionと呼ばれる内部アプリがあることが判明しました。このアプリが従業員によって悪用され、個人的な理由でユーザーの保存写真や連絡先情報などの個人データにアクセスされた事件が明らかになりました。
スナップチャットのアプリを使用する際には様々な情報の提出が求められますが、これらの情報をもとにトラッキングされ、広告ターゲティング等の目的でデータブローカーなどの第三者に共有、転売されてしまう可能性があります。このようなプライバシー面においての不安は、Snapchatにおけるユーザーのアカウント削除や退会を加速させており、安全なメッセージアプリを求めるならば、Snapchatは避けたほうが無難かもしれません。今回Snapchatのアカウントを削除する方法を紹介しましたが、他のSNSが危険なのと同様に、オンライン上でのプライバシーを脅かす危険な存在となり得る可能性があるので使い方には十分注意するようにしましょう。