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マルウェアとは?感染したらどうなる?見分け方と予防法

Aug 27, 2020 · 1分で読む

マルウェアとは?感染したらどうなる?見分け方と予防法

オンラインバンキングのログイン情報を盗んでハッカーに送信する偽の天気アプリや、パソコンのデータを盗み身代金を要求する不正プログラムなど、悪質なソフトウェアであるマルウェア。

さまざまな種類のマルウェアが存在しており、その手口もシンプルなものから複雑なものまで多種多様です。この記事では、マルウェアの仕組みや特徴、マルウェアを未然に防ぐ対策について解説します。

マルウェアとは?

マルウェアとは、システムやデバイスの所有者に対して有害な作用をもたらすように設計されたソフトウェアのことです。正常なファイルやプログラムに見せかけてデバイスに侵入するタイプのものもあれば、ネットワークに接続しただけで感染する単独で存在するものもあります。

攻撃者の悪趣味のためにデバイスを破壊するものから、デバイスに侵入して身代金を要求するものまで、マルウェアによって被害の深刻度は大きく異なります。

この記事では、あらゆる種類のマルウェアを紹介します。数え切れないほどの種類が存在するので、現在最も普及しているものを取り上げました。

様々なタイプのマルウェア

アドウェア

アドウェアは比較的無害なタイプのマルウェアで、広告表示によって収入を得るソフトウェアです。コンピュータに害を与えることより、収入を生むことに重きを置いています。

ウェブサイトやアプリケーションのウィンドウにバナー広告を表示させることで、ターゲットがクリックするように促します。

アドウェアによる影響は様々ですが、ブラウザに設定したホームページが変わったり、定期的にポップアップ広告が表示されたり、ソフトの購入を求めるメッセージが表示されたりするのが主な被害です。

アドウェア (adware)

スパイウェア

スパイウェアは、デバイスをスパイするために作られたマルウェアのことで、バックグラウンドに隠れてコンピュータの使用状況やインターネットの閲覧アクティビティを監視します。

パスワードや、銀行のアカウント、メールの情報を盗み出したり、セキュリティ設定を変更したりすることさえできます。

収集した情報はすべて遠隔ユーザーに送信されます。また、所有者の許可なく他の有害なアプリケーションをダウンロード・インストールさせることもできます。

ウイルス

生物学的なウイルスと同様、コンピュータウイルスはホストからホストへと広がり、できるだけ多くのデバイスに感染する仕組みです。

ファイルやプログラムに添付されたウイルスは、インターネットのダウンロード、メール、ソーシャルメディア、テキストメッセージなどを介して拡散します。

このウイルスによる被害は、デスクトップの壁紙を変更するような些細なものから、システムの大規模クラッシュやデータの完全な損失まで多岐にわたります。

ワーム

ワームは実際にシステムにダメージを与えることがないため、ウイルスと比較すると非常に無害に見えるかもしれません。

ワームの目的は、自身を複製してローカルドライブやネットワークに広げること。ウイルスのように他のプログラムに寄生する必要がなく、単独で存在することが可能です。

他のマルウェア同様、ワームに感染すると、パソコンの処理速度が著しく低下したり、ユーザーが気付かぬうちにオンラインバンクなどの情報を盗み出したりと、様々な被害が起きます。

トロイの木馬

トロイの木馬は、ギリシャ神話のトロイの木馬のように、ユーザーに危険と思わせずに端末に侵入できるマルウェアです。

一度侵入すると、ハッカーがシステムに侵入してデータを収集するためのバックドアを作成したり、コンピュータからユーザーを完全に締め出したりすることができます。

ランサムウェア

ランサムウェアは、拡散力と膨大な被害をもたらす能力を備えていることから、最も深刻なサイバー脅威のひとつと言われています。

ランサムウェアは金銭を得ることを目的としています。システムの脆弱性を利用してデバイスに感染すると、すべてのデータを暗号化し、ユーザーを締め出します。その後、ファイルを解読するために身代金を支払うようにターゲットに要求します。

ランサムウェア (ransomware)

ルートキット

ルートキットは、サイバー攻撃の中でも厄介な仕組みのひとつとして知られています。攻撃対象に侵入するために必要な複数のマルウェアをセットにしていて、侵入した後は巧妙に侵入の痕跡を隠してしまうため、非常に危険です。

ルートキットは、デバイス上で可能な限り深い管理者権限を得ることを目的としているため、検出されたり削除されたりすることなく、事実上何でもできるようになります。

キーロガー

キーロガーは、ユーザーがどのキーを入力するかを追跡して、機密性の高いパスワードを盗んだり、プライベートな通信を監視したりする仕組みを持ちます。

さまざまなタイプのキーロガーが存在していて、ストーカーウェアやハードウェアとしても実行されます。こうしたものの中には、発見するのが非常に難しいものもあります。

マルウェアを見抜く方法・ポイント

見抜くのが難しいパソコン(Windows、Mac)・スマホ(iPhone、Android)用のマルウェアも存在しますが、マルウェア感染している端末には、特徴的な兆候が見られます。

以下に気をつけるべきポイントや、マルウェアに感染したら生じる影響をまとめました。

1. 起動に時間がかかる、または起動できない

知らないうちにパソコンにインストールしたソフトや、インターネット上のページで間違ってクリックした広告が、マルウェアやアドウェアの常駐ソフトである可能性があります。

常駐ソフトが増えた場合、パソコンの起動や動きを遅くさせ、最悪の場合起動できなくなります。

2. システムの動作速度が遅い、または動かない

マルウェアやウイルスに感染していると、システムの動作が遅くなったり動かなくなったりします。

ウイルスやマルウェアが発見された場合は、瞬時に対応しましょう。

3. 奇妙なメッセージや音楽が画面上に現れる

パソコンだけでなく、AndroidやiPhoneなどのスマートフォンにマルウェアが感染することもあります。

過去に、スマートフォンの画面上に、奇妙なメッセージが表示、または音楽が流れて、その後にマルウェアに感染したという事例が報告されています。

被害を被らないために、こまめにOSとアプリのアップグレードをしたり、危険そうなアプリを削除したりして対策を実施しましょう。

また、携帯キャリアが提供しているセキュリティソフトを導入するのも得策です。

4. 突然データが消える

マルウェアやウイルスに感染したパソコンのファイルが勝手に消えたり増えたりするという事例が報告されています。

これは自己増殖するマルウェアがデバイスに侵入している証拠です。中には重要なファイルを消してしまうマルウェアも存在するため、この症状を確認したらすぐに対応するようにしましょう。

5. 身に覚えのないメール・メッセージを送信している

感染してしまうと、勝手にメールやSNSの投稿をしたり、身に覚えのないダイレクトメッセージを送信したりするマルウェアも存在します。

メールとメッセージの送信履歴や、アプリのデータ使用量などを定期的にチェックするようにしましょう。

マルウェア (malware)

マルウェアの対策

1. 無料のアプリやソフトに細心の注意を払う

マルウェアに感染する原因で比較的多いのが、無料アプリやソフトのダウンロードです。ダウンロードの際は配信元のサイトや開発者を確認しましょう。

また、閲覧しているサイトがマルウェアサイトである可能性もあります。マルウェアサイトとはマルウェアが仕込まれたサイトです。ウェブサイトから安易にファイルやソフトをダウンロードしないようにしましょう。

2. ウイルス対策ソフトを使用する

ウイルス対策ソフトを使用するのは、一番手っ取り早く最も効果的な方法です。マルウェアは日に日に変化しているため、最新のマルウェアに対応した最新のウイルス対策ソフトを導入する必要があります。

現在のウイルス対策ソフトは、ほぼ全自動で安全な状態を保ってくれますが、決して完璧なものではありません。ウイルス対策ソフトに他の対策を組み合わせて安全を確保しましょう。

3. OSやソフトウェアをこまめにアップデートする

パソコン、スマートフォン問わず、インターネットにつながっている端末であれば、定期的に使用しているシステムやソフトをアップデートしましょう。

システムをアップデートすることで、セキュリティ対策やウイルス対策としてマルウェアに対処してくれます。こまめに更新を行い、最新の状態を保つことで感染を回避しましょう。

4. VPNを導入する

上記で紹介したウイルス対策ソフトだけでは心配だという方は、VPN(仮想プライベートネットワーク)をお使いの端末に導入するといいでしょう。

一つのパソコンを複数人で共有しインターネットに接続すると、マルウェアに感染するリスクが高くなるので、VPNを導入して被害を未然に防ぎましょう。

セキュリティ対策に使えるVPNとは?

とは、バーチャル・プライベート・ネットワークの略で、インターネット上の拠点間に仮想の専用サーバーを設けて安全なネットワークを実現するツールです。

VPNアプリをお使いのスマホやパソコンなどのデバイスにダウンロードすることで、データの盗聴や改ざんといった脅威から情報を守ることができます。

とても魅力的な機能を備えているように見えますが、VPNサービスの数は膨大にあり、その中から優れたサービスを選択するのは至難の業。中には、利用することでデータを第三者に販売されたり、アクティビティを追跡されたりするVPNサービスも存在するので、選択する前の下調べは必須です。

私たちが提供するNordVPNは、いかなる状況下でもユーザー情報を記録しないログなしポリシーを保証していたり、サーバー数が多く接続も速かったりと、利点がたくさんあります。

さらに、ひとつのアカウントで最大6台のデバイスに接続することができて、Windows、macOS、Linux、Android、iOSと互換性があるので、ほとんどのデバイスに導入できるのでとても便利です。

まとめ

今回は、マルウェアの様々な種類や主な手口、見分け方と対策方法について解説しました。

在宅勤務やテレワークが増えてきている一方で、社内の整備されたセキュリティ環境外で業務を行うことによるマルウェア感染リスクが高くなっています。

安全にインターネットを利用し、マルウェアの被害を未然に防ぐために、ウイルス対策ソフトやVPNの導入などの具体的な予防策を検討してみてください。


Laura Klaus
Laura Klaus success確認済みのライター

Laura Klaus is a content manager who is curious about technology and online privacy. She learns something new every day and shares that knowledge with readers worldwide.


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