Amazonアカウントを削除する前に知っておくべきこと
この決定は永久的であり、非常に広範囲にわたる影響を及ぼします。手続きを進める前に、本セクションの内容をすべて読み、結果を十分に理解した上で判断してください。
Amazonにおける「削除」と「閉鎖」の違い
日本のユーザーの間ではAmazonアカウントの削除と閉鎖の違いがよく検索されます。結論から言うと、Amazonにおいて削除と閉鎖はどちらも同じ永久的な結果を指します。公式ヘルプでは「閉鎖」という用語が使われていますが、内容は一般的な削除と同じです。InstagramやFacebookのような一時的な利用停止オプションは存在せず、一度閉鎖されたアカウントを復元することは不可能です。
永久に失われるもの
この決定は永久的なものであり、非常に広範囲にわたる影響を及ぼします。手続きを進める前に、結果を十分に理解した上で判断してください。昨今ではAmazon詐欺のような巧妙な手口で個人情報を狙われるケースも増えており、セキュリティ対策の一環としても有効です。
- すべての購入履歴と注文記録: 過去の全データが消去され閲覧できなくなります。
- 製品レビューと評価: 提出したすべてのレビューがサイトから取り除かれます。
- ほしい物リストと保存済みアイテム: 作成したリストや保存商品も削除されます。
- Amazonプライム会員資格: 即座に終了し、未使用期間分の返金もありません。
- すべてのデジタルコンテンツ: Kindle本、Prime Video、Music、Audible作品などはアクセス不能になり、他アカウントへの移譲もできません。
- ギフト券残高とポイント: 残っている残高やポイントはすべて無効となります。
- 出品用・ビジネスアカウントのアクセス権: セラーセントラル等へのアクセスも遮断されます。
- 保存された支払い方法と住所: カード情報や住所録もすべて抹消されます。
- 定期おトク便の予約: すべての定期購入サービスが停止されます。
- Amazonデバイスの登録情報: Echo、Kindle、Fire TVなどの登録が解除されます。
手続きを進める前に、必要な領収書、保証情報、あるいは手元に残しておきたいKindleコンテンツなどのダウンロードを必ず済ませておきましょう。
永久削除に代わる選択肢
アカウントを完全に消去しなくても、悩みは別の方法で解決できるかもしれません。大切な資産を失う前に、以下の代替案が目的を果たせるか検討してみてください。
- プライム会員のみ解約する: 有料特典のみを停止し、通常会員としてアカウントを残せば、履歴を保持したまま将来の買い物にも備えられます。
- 支払い方法を手動で削除する: 登録済みのカード情報をすべて消去することで、誤操作や不正利用による意図しない請求を物理的に防げます。
- マーケティングメールの配信を停止する: 通知設定をオフにするだけで、アカウントを消さずに不要な宣伝メールを止めることが可能です。
- アカウントを放置する: 有料サブスクリプションがない限り維持費はかからないため、そのままログインせずに置いておくだけでもリスクは抑えられます。
もしこれらの代替案で読者の懸念が解消されない場合は、以下の削除手順に進んでください。
Amazonアカウントを削除する方法、ステップ別の手順
Amazonのアカウント設定には、直感的なアカウント削除ボタンは用意されていません。ユーザーはカスタマーサービスを通じて閉鎖をリクエストする必要があります。スマホでもPCでも、最終的な結果は同じですが、以下の退会方法をお試しください。
方法1:カスタマーサービスチャットで削除する(最短)
これは最も迅速で直接的な方法であり、通常は一つのセッション内で完了します。
- 1.amazon.co.jpにサインインします。
- 2.左の3本マーク「すべて」をクリック
- 3.一番下までスクロールして、「アカウントサービス」をクリック
- 4.「カスタマーサービスに連絡」をクリックします。
- 5.「その他のお問い合わせ」をクリック
- 6.「アカウントについて」をクリック
- 7.「アカウントの閉鎖」をクリック
- 8.「カスタマーサービスへ連絡」をクリック
- 9.「アカウントの閉鎖をお願いします」と入力または選択します。
- 10.担当者の指示に従い、本人確認(メール、電話、注文の詳細など)を行います。
- 11.オペレーターから失われる内容の概要説明があるので、内容を確認して承諾します。
- 12.24〜48時間以内に登録メールアドレスに確認メールが届きます。
チャットは営業時間内に利用可能です。チャット開始前にメールアドレスと最近の注文番号を手元に用意してください。
方法2:リクエストフォームから削除する
処理にやや時間はかかりますが、チャットが利用できない場合や、書面での確認を好む方にとって便利な方法です。
- 1.amazon.co.jpにサインインします。
- 2.ヘルプ >ヘルプライブラリを検索する >「 アカウントの閉鎖」で検索
- 3.アカウントの閉鎖ページにアクセスする
- 4.閉鎖の理由をドロップダウンメニューから選択します(推奨)。
- 5.注意事項を理解したことを確認し、フォームを送信します。
- 6.処理が完了するまで24〜48時間待ちます。
- 7.登録済みのメールアドレスに届く確認メッセージをチェックします。
48時間以内にメールが届かない場合は、チャットや電話で追跡調査を依頼してください。
方法3:電話で削除する
直接話したい場合や、ビジネスアカウントなどの複雑な状況がある場合に最適です。
- 1.ヘルプセクションから電話番号を確認します(メニューから呼び出してもらう必要があります)。
- 2.営業時間内に電話を受け取り、アカウント管理のオプションを選択します。
- 3.登録メール、氏名、注文番号を伝え、本人確認を行います。
- 4.アカウントを永久に閉鎖したい旨を明確に伝えます。
- 5.担当者による影響の説明を聞き、進めることに同意します。
- 6.削除リクエストの受付番号を控え、完了メールを待ちます。
スマートフォンでAmazonアカウントを削除する方法
Amazon Japanはアプリ内に削除オプションを設けていません。手続きはモバイルブラウザを通じて行う必要があります。
- 1.SafariやChrome等のブラウザを開き(アプリは不可)、amazon.co.jpにサインインします。
- 2.ページ下部の「ヘルプ」→「カスタマーサービスに連絡」をタップします。
- 3.チャットまたはリクエストフォームを選択します。
- 4.上記の方法1または方法2と同じステップに従います。
操作しにくい場合は、ブラウザの設定でデスクトップ用サイトモードに切り替えてください。使用するデバイスにかかわらず、同じアカウントが閉鎖されるため、結果はPC版と変わりません。
Amazonアカウントを削除した後に起こること
「Amazonのアカウントを退会したらどうなる?」「アマゾンのアカウントを削除するとどうなる?」という疑問にお答えします。
- 直後の影響: すべてのデバイスから強制ログアウトされ、EchoやKindle等のデバイス機能が停止します。発送準備前の注文もキャンセルされる可能性があります。
- 24〜48時間以内: 削除プロセスが進行し、完了を知らせる確認メールが送信されます。メールや電話番号が解放されるまでには約90日の待機期間が必要です。
- 90日以降: ほとんどの個人データが完全に削除され、過去のレビューもサイトから消えます。ただし、法的な理由から一部の取引記録は保持され続けます。
- 永久的な影響: 一度削除されたアカウントにサインインしたり、データを復旧させたりする「取り消し」の選択肢は一切ありません。
削除後に再登録はできる?
「Amazonのアカウントを削除したら再登録はできますか?」への答えは「はい」ですが、条件があります。Amazonアカウントの再登録を行うには、同じメール・電話番号を使用する場合、約90日間の待機期間が必要です。待機期間を経て作成された新しいアカウントは、削除されたアカウントとは一切関係のない完全な新規として始まります。以前の購入履歴や、これまでに投稿した製品レビュー・評価などは一切引き継がれません。また、プライム会員資格やほしい物リストなどの保存データもすべて失われた状態からのスタートとなります。ただし、完全に新規の扱いとなるため、再びプライムの無料体験などが利用できる可能性はあります。
トラブルシューティング:なぜアカウントを削除できないのか
Amazonアカウントを削除できない、退会できないなどのトラブルの際は以下を確認してください。
- 未完了の注文や配送がある: すべての配送完了を待つか、カスタマーサービスに連絡してキャンセルしてください。
- 未払いの残高や返金処理中: 清算を済ませ、返金処理(5〜7日程度)が完了してから再度依頼してください。
- 有効なサブスクリプションがある: 定期おトク便やプライムを解約し、24時間置いてから削除を依頼してください。
- 出品用・ビジネスアカウントの問題: 先にセラーセントラルから出品用アカウントを閉鎖する必要があります。
- テクニカルエラー: ブラウザのキャッシュクリアやデバイス変更、または別の問い合わせ方法を試してください。また、サポート詐欺を装った偽警告に惑わされず、確認しましょう。
アカウントが削除されたか確認する方法
Amazonアカウントを削除できたか確認するには、以下の方法があります。
- サインインを試す: 以前の情報でログインし、アカウントが見つからないエラーが出るか確認します。
- 確認メールをチェック: Amazonからの「手続き完了」公式メールが届いているか確認します。
- Amazonデバイスの確認: 端末でサインイン要求やエラーが表示されるかチェックします。
- 自分のレビューを検索: 過去の投稿がサイト上から消えているかを確認します。 ※依然としてアクティブに見える場合は、受付番号を伝えカスタマーサービスへ連絡してください。
特定のアカウントタイプの削除について
- Amazonプライムアカウント
独立した機能ではなく、Amazonアカウント内の特典解除です。会員資格のみ解約してアカウントを残すか、アカウントごと削除するかを選んでください。 - Amazonビジネスアカウント
注文完結や請求支払、ユーザー削除等の追加手順が必要です。専用窓口へ連絡し、処理には3〜5営業日を要します。 - 複数のAmazonアカウント
複数アカウントを一括で行う機能はありません。各アカウントに個別にサインインし、手続きが必要です。リージョン(.jp/.com等)ごとにも独立しています。
アカウントは削除せずにAmazonプライムを解約する方法
多くのユーザーがAmazonプライムのアカウント削除を検索をしていますが、実際にはアカウントそのものの抹消ではなく、有料のプライム会員特典を停止したいと考えているケースが多々あります。これらは全く性質の異なるアクションであり、混同すると大切な購入履歴まで失うことになりかねません。プライムの月額・年額料金を止めることが目的であれば、アカウント全体を削除する必要はなく、会員資格を解約するだけで十分です。
- 1.amazon.co.jpにサインインします。
- 2.「アカウント&リスト」→「プライム会員情報」を選択。
- 3.「会員情報を更新」または「プライムをキャンセルする」をクリック。
- 4.画面上の案内に従って解約を確定。 ※特典は期間終了まで利用可能ですが返金はありません。
解約後の変更点と維持されるもの: 解約後は無料のお急ぎ便等が利用できなくなり通常の配送料金が適用されます。また、Prime Video、Music、Readingへのアクセスも停止します。一方で、アカウント自体は有効なまま残り、購入履歴や支払い方法等は一切削除されず、いつでも好きな時に再登録が可能です。料金を止めたいだけであれば、解約だけで十分です。
Amazonのセキュリティとプライバシーに関する考慮事項
アカウント削除を検討・実行する際は、自身のデータとプライバシーを守るために以下のポイントを必ず確認してください。
削除前
- 最近のアクティビティを詳細に確認して、身に覚えのない購入やAmazon詐欺の形跡がないか徹底的にチェックしてください
- アカウントの侵害が疑われる場合には手続きを進める前にパスワードを変更しておきましょう
- 登録されているクレジットカードなどの支払い方法を手動ですべて削除します
- 必要な領収書や保証情報などの重要なデータはあらかじめダウンロードして保存しておいてください
削除後
- 登録していたメールを継続して監視しAmazon偽メールなどが届かないか確認してください
- 決済アカウントの明細をチェックして心当たりのない請求が残っていないか監視を続けます
- 「Amazonでサインイン」を利用していた他社サービスのログイン設定をすべて更新し、データ侵害のリスクを減らしましょう
- もしアカウントが侵害されていた恐れがあるなら使用デバイスのセキュリティスキャンを実行してください
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