日本人は詐欺リンクに騙されることがありますか?
あなたの銀行から「不審な活動が原因で口座が凍結されました」というメールが届いたとします。送信者は、状況を解決するためにリンクをクリックするよう促しています。あなたはそのリンクをクリックしますか?
調査の結果、日本のインターネットユーザーの71%が、過去1年間に一度もオンライン詐欺のリンクをクリックしなかったと回答しました。これはアメリカ(46%)と比較すると、はるかに高い警戒心を示しています。日本のユーザーは、オンライン詐欺に対する意識が比較的高いことがうかがえます。
最も多い詐欺の手口と影響を受けやすい層
過去2年間に経験した詐欺の種類についても質問しました。日本では、最も一般的な詐欺の手口として、偽のログインページへのリンクが8%の回答者によって挙げられました。一方、68%の回答者は、いずれの詐欺にも遭遇しなかったと答えています。
また、オンラインプライバシーとセキュリティに対する意識は国によって異なります。イタリアの回答者は、プライバシーとセキュリティを非常に重要視する傾向があるのに対し、日本、オランダ、ベルギーでは、その重要性を比較的低く捉える傾向が見られました。詐欺による金銭的被害の実態
詐欺に引っかかると、大きな金銭的損失を招く可能性があります。世界的に見るとフィッシング詐欺や投資詐欺による被害額は年間数十億ドルに達することが報告されています。特に、高齢者やデジタルリテラシーが低い層が標的にされやすい傾向があることも明らかになっています。
デジタル技術の利便性とリスク
デジタル技術は、利便性とリスクの両方をもたらします。詐欺の件数が増加する中、この調査では、一般市民の視点からテクノロジーの最も問題のある側面を評価しました。
日本の回答者の59%が、オンラインプライバシーは「重要である」と答え、34%が「非常に重要」、さらに25%が「極めて重要」と評価しました。また、オンラインセキュリティについては62%が重要視しており、個人情報保護の意識が比較的高いことが示されました。これは、フィッシング詐欺や個人情報の流出に対する懸念が反映されていると考えられます。
オンライン詐欺の未来とテクノロジーへの懸念
この調査では、オンライン詐欺の将来についても意見を集めました。日本の回答者の多くは、今後もオンライン詐欺が増加すると予測しています。特に、詐欺師の巧妙化、規制の不備、AI技術の進化によるリスクが懸念されています。
また、若い世代(18〜24歳)は、テクノロジーの利便性を享受しながらも、そのリスクについて慎重な姿勢を見せており、デジタル依存や環境への影響についても関心を示しました。これは、インターネットやソーシャルメディアの普及による情報過多の問題や、プライバシーの侵害に対する懸念が影響している可能性があります。
調査について
この調査はNordVPNの依頼により、外部企業Cintが2024年11月18日〜28日に実施しました。対象は、日本を含むアメリカ、ドイツ、フランス、オランダ、ベルギー、イタリアに住む18〜74歳の人々で、日本では1,005人が回答しました。サンプルは各国のインターネットユーザーから抽出され、年齢、性別、居住地に基づくクオータ制が適用されました。
日本のインターネットユーザーの警戒心の高さが明らかになったこの調査。今後もオンライン詐欺への対策を強化し、安全なインターネット環境を維持することが求められています。特に、政府や企業によるサイバーセキュリティ対策の強化、ユーザーのリテラシー向上を目指した教育活動が不可欠です。
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